もはや若白髪ではない

そう、もはや、これは若白髪ではないのです。

日々、妄想

最近の唯一の楽しみは、妄想だ。

ドラマのような恋を妄想している時ほど、

楽しい時間はない。

 

お相手は、もちろん、火野正平な訳だ。

時々、私を役所広司と取り合ったりもして、

なんなら、渡辺謙まで参戦して、三つ巴の取り合いが始まる訳だ。

考えれば、みんな、そこそこ高齢なのが気に掛かるが、

そこは、さすが、日本に生まれし私だ。

わびさびの文化が、身体に染みついているのだ。

 

今思えば、若い頃だって、同じような妄想はしていた。

相手は、松平健だったり、高橋英樹だったろうか。

若いくせに、渋い。

 

でも、あの頃の妄想は、未来への夢でもあったように思う。

こんな素敵な恋が、いつか、してみたいという夢だった。

今の妄想は、どこまで行っても、妄想に過ぎない。

可能性は、ゼロではないが、ポジティブに見積もっても、

25パーセント程度だろう。

 

それでも私は、今日も妄想を続ける。

架空の世界が、現実世界の私を支えているのだ。

私の脳内は、自由な世界が広がっている。