もはや若白髪ではない

そう、もはや、これは若白髪ではないのです。

運命の分かれ道

君が、あの時、私と出会っていなければ、

君は、野良猫になっていたんだろう。

 

それが、今じゃ、気に入らん飯は、残す始末だ。

高いんだぞ、結構お高い飯なんだぞ。

 

それに、今、君が寝ているところはな、

人間をダメにするクッションという触れ込みで、

話題になった逸品だ。

買って以来、まだ1度もダメになっていなんだ、私は。

君がダメになってるけども。

 

それだけじゃないぞ。

机に置いてあった、ボールペンの事なんだが、

どこへ隠したのか、言いなさい!

 

それはそうと、君は、本当に幸せそうだな。

私と出会っただけで、そんなに幸せになれるのか。

 

そんな私は、君と出会っただけでは、簡単には幸せにはなれやしない。

人の世っていうのは、そんなに単純じゃ、ないんだよ。

 

それでも、君と出会っただけで、君を幸せにできるのなら、

人の世も、捨てたもんじゃないと思えるんだから、不思議なもんだ。

 

そうだ、私は、君を幸せに出来るんだ。

そうだ、私でも、君を幸せに出来るんだよな。

 

君が、あの時、私と出会っていなければ、

私には、君を幸せにする事すら、出来なかったんだろう。